メールソフトの設定(POP)/ Thunderbird 78

Mozilla FoundationのThunderbird 78 の設定方法(POP)をご案内いたします。

メールソフト設定方法(POP)

※CentOS 7系のビジネス・パーソナルシリーズのサーバーを利用している方と、CentOS6/5系の専用サーバー / マネージドVPSでIMAPオプションを利用している方でIMAPの使用をご希望の場合はIMAPの設定方法をご確認ください。

※ 【専用サーバー/マネージドVPSをご利用のお客様】Thunderbird 78はSSL接続に使用するためのサーバー側の証明書が対応していない形式のため、「POP over SSL」「SMTP over SSL」の設定はできません。SSLの利用が必須の場合は、他のメールソフトの利用をご検討下さい。なお、専用SSLオプションをご利用の場合は回避方法があるため、サポート窓口までお問い合わせください。また、代理店制度をご利用のお客様でサーバーホスト名に「sv3.jp」が含まれる場合には、問題なく「POP over SSL」「SMTP over SSL」の設定は可能です。

※Thunderbird 78 メールは「APOP」には対応しておりません。Cent OS5系のビジネス・パーソナルシリーズのサーバーを利用している方でIMAPオプションご利用者以外は、ユーザーページ:パスワードの設定でAPOPの設定ができますが、APOPを「利用する」に変更されている方は、「利用しない」ように切り替えてください。

アカウント作成方法(送信:SMTP over SSL / 受信:POP over SSL)
1.Thunderbird 78を起動し、アカウント設定画面を開きます。

Thunderbird 78 を起動し、トップ画面に表示されている「セットアップするアカウントを選んでください」の「メール」をクリックします。

  • 図1.アカウント選択
  • アカウント選択
2.基本情報を入力し、手動設定を選択します。

「既存のメールアドレスのセットアップ」の画面が表示されますので、任意の名前、ご利用になるメールアドレス、パスワードを入力し、「手動設定」をクリックします。

  • 図2.アカウントの追加
  • アカウント追加画像
3.アカウント情報の編集を行います。

ユーザ名、ポート番号と、接続の保護を下記のように入力・選択し、「再テスト」をクリックして下さい。

  • 受信サーバー:「POP3」を選択
  • サーバー(受信サーバー):「レンタルサーバー登録通知書」に記載されているPOP3サーバー名
  • サーバー(送信サーバー):「レンタルサーバー登録通知書」に記載されているSMTPサーバー名
  • ポート番号(受信サーバー):995
  • ポート番号(送信サーバー):465
  • SSL:受信サーバー、送信サーバー共に「SSL/TLS」
  • 認証方式:受信サーバー、送信サーバ共に「通常のパスワード認証」
  • ユーザ名:受信サーバー、送信サーバ共にメールアドレスのユーザーIDを入力
  • 図3.メールアカウント設定
  • アカウント設定画像
4.アカウント情報の確認を行います。

サーバーへの接続が自動で行われ、アカウント設定の確認が行われます。赤線部分のメッセージが表示されれば正常に設定が行えていますので、「完了」をクリックすることで設定は完了です。

  • 図4.アカウントの確認画面
  • アカウント確認画像
5.警告の表示について。

メール設定後の初回の送受信時に「セキュリティ例外の追加」という画面が表示される場合があります。こちらの画面が表示された場合は、「次回以降もこの例外を有効にする」にチェックを入れた上で「セキュリティ例外を承認」をクリックすることで、メールの送受信が可能です。

  • 図5.セキュリティ例外の追加
  • アカウント編集画像
SSLを使用しないアカウント作成方法(送信:SMTP / 受信:POP)
1.Thunderbird 78を起動し、アカウント設定画面を開きます。

Thunderbird 78 を起動し、トップ画面に表示されている「セットアップするアカウントを選んでください」の「メール」をクリックします。

  • 図1.アカウント選択
  • アカウント選択
2.基本情報を入力し、手動設定を選択します。

「既存のメールアドレスのセットアップ」の画面が表示されますので、任意の名前、ご利用になるメールアドレス、パスワードを入力し、「手動設定」をクリックします。

  • 図2.アカウントの追加
  • アカウント追加画像
3.アカウント情報の編集を行います。

ユーザ名、ポート番号と、接続の保護を下記のように入力・選択し、「再テスト」をクリックして下さい。

  • 受信サーバー:「POP3」を選択
  • サーバー(受信サーバー):「レンタルサーバー登録通知書」に記載されているPOP3サーバー名
  • サーバー(送信サーバー):「レンタルサーバー登録通知書」に記載されているSMTPサーバー名
  • ポート番号(受信サーバー):110
  • ポート番号(送信サーバー):587
  • SSL:受信サーバー、送信サーバー共に「接続の保護なし」
  • 認証方式:受信サーバー、送信サーバ共に「通常のパスワード認証」
  • ユーザ名:受信サーバー、送信サーバ共にメールアドレスのユーザーIDを入力
  • 図3.メールアカウント設定
  • アカウント設定画像
4.アカウント情報の確認を行います。

サーバーへの接続が自動で行われ、アカウント設定の確認が行われます。赤線部分のメッセージが表示されれば正常に設定が行えていますので、「完了」をクリックしてください。

  • 図4.アカウントの確認画面
  • アカウント確認画像
5.警告が表示されます。

「接続が暗号化されません」という内容の警告が表示されるので、「接続する上での危険性を理解しました」にチェックを入れ、「完了」をクリックすることで設定は完了です。セキュリティを強化する場合は、POP over SSL、SMTP over SSLの設定を行って下さい。

  • 図5.警告画面
  • 警告画面