サーバーやネットワーク技術に深い見識を持ちながら、SPPDレンタルサーバーを頼ってくださる有限会社システム屋の遠藤裕久様に、他社との比較まで含む深いお話を聞かせて頂きました。( 取材日時 2008年9月 )
御社の業務内容を教えてください
中小企業のITよろず相談所といった感じです。お客様のネットワーク環境のサポートもやりますし、システムコンサルティングから開発の設計のサポートもやりますし、4月、5月になると新入社員研修の講師もしますね。デザイン以外のことはなんでもやりますよ、という形です。
サイトでは自社で開催しているIT研修スクール「ITスキルアップ倶楽部」の紹介を行なっています。また、「IPアドレス特訓道場」や「電網設定鍛錬場」など、ネットワークスキルの腕試しが行なえるページも用意しています。デザインはあえてコンピュータと正反対のイメージの和風なデザインにしました。まともに勝負したら大手の会社に勝てるわけがないので、うちは違う方向でアピールしようと。小さくたっていいじゃん、みたいな(笑)
弊社のサーバーをお選びいただいた理由は?
最初は自分で設置したサーバーを使用していたのですが、やっぱりトラブルが多いんですよね。それでレンタルサーバーを探し始めたのですが、雑誌などで探して何社か挙げて、実際にホームページを見にいくと、何ができて何ができないのか分からないサイトが非常に多かったんですね。
また、コストパフォーマンスについては、ある程度のことをやればある程度のコストがかかるのは当然のことですから、最初から月数百円のようなサーバーはカットして探しました。
貴社を選んだ理由は2つあります。一つ目は貴社サイトが当社の知りたい事を簡潔かつ分かりやすく書いてあったことです。二つ目は電話を掛けた時に対応された方が的確に説明して下さったことです。
自社サーバーから乗り換えてみていかがでしたか?
一箇所のサーバーが落ちてもいいように、別会社と併せて2つのサーバーを使用しているのですが、逆に比較もできていいですね。実際に先日、別会社のメールサーバーが落ちてしまったのですがSPPDではそういったことが無いので、やはりいいなと思います。
あとは、まめに「PHPのバージョンをアップしますよ」とか、メールを頂けるじゃないですか。そうすると、あ、やってくれてるんだなっていうのがすごく分かりやすいんですね。やはり普段見えないところなので安心感が出ますよね。自分もこの世界の人間なので、ノントラブルでずっと運営していくということがどれだけ大変かということは分かりますので、それがずっとトラブルなし出来ているということは、凄く高い技術力の会社だなと感じますね。
生ログ・アクセス解析「Visionalist」の活用法
以前、自社サーバーで運用していた頃からログを見る習慣がついていましたので、迷わず「生ログオプション」を導入しました。最近はアクセス解析「Visionalist」に頼りがちなんですが、例えば気になるアクセスがあるときに、生の情報が見られるという選択肢は残しておきたいんです。
アクセス解析「Visionalist」は非常に役立っています。リピーターが多いだとか新規が多いだとか、トップから入ってきてるのか、ピンポイントで入ってきてるのかなどの利用者の動向を視覚的に見ることができるので、すごく活用させて頂いてますね。SEO対策などにも十分役立てることができています。
自分でサーバーを動かしていたときとは違い、サーバーが当たり前に動いてくれているので、ではどうやったらお客さんが来てくれるかというプラスアルファの部分が考えられるようになったというのは、非常に嬉しいことですよね。
SPPDへの希望はありますか?
リモートでアクセスしてきたときに、個人個人ごとに仮想的なデスクトップ環境みたいなものをサーバーの上においておき、外からでも自分のPCにアクセスしているような感覚で操作できる機能があれば便利だと思います。
あとは常にノートパソコンを持ち歩いているので、メールサーバーにIMAPがあるといいなというところですね。
今後の展望などを教えてください
「IPアドレス特訓道場」などを有料会員制にして、会員の方だけアクセスできる、勉強できるということをやってみたいな、というのはありますね。そうなるとセキュリティの問題もありますので、今の共用サーバーから専用サーバーにしていろいろ展開していきたいなと思います。
これからも少数精鋭でやっていきたいと考えているので、専用サーバーになっても管理はプロにお任せしたいと考えています。
有限会社システム屋 様
- 契約コース:法人向けサービス 共用サーバー:ライトコース
- オプション:生ログ
- http://www.system-ya.com/
- 上記コースは、SPPDレンタルサーバーのサービス刷新に伴い新規受付を終了いたしました。
- 現行のサービスでは標準機能となります。