昭和38年からコンピューターを導入し、社内にシステムの開発やネットワークに関する組織を持ちながらもSPPDのレンタルサーバーに価値を感じる、橋本総業株式会社のご担当者様に、サーバー資源の有効活用についてお話を聞かせて頂きました。( 取材日時 2009年6月/2012年6月 )
業務内容について
住宅設備商品を卸し販売する専門商社であり、橋本総業公式サイト、一般向けには「e-設備ネット」、また会員向けには「e-設備プロ」「Webみらい市」の 運営を行っています。システムの営業部では取引している会社向けに販売提供パッケージやPCの販売等も行っています。
弊社のサーバーをお選びいただいた理由は?
2008年頃より一部のサーバー運用を外部に委託するという話が出て、安価よりも安心と安定を求めていて、調べているうちに、取引のあった方からSPPDを勧められました。他社との比較はしていません。信頼できる方から比較的ローコストで安心出来るところとして紹介していただいたものですから、利用してみよう、と。
その後サーバーを徐々に追加し、現在では10台強の専用サーバーをお借りしています。
SPPDのサーバーを利用して満足した点は?
最初にアウトソーシングをした際は不安もあったのですが、システム管理やセキュリティ対策がしっかりしていることが分かり安心しました。社内の貴重な人間を、そういうメンテナンスや維持管理に充てるのはもったいないことです。専門の外部の人に行っていただき、社内では培って来た知的資源を活かすことに集中する。それが本来あるべき姿であり、資源の集中として望ましい姿であろうと思います。
また、当社は、自社ビル内にもサーバーを運用できる環境は持っていますが、耐震性に不安があります。震災にも対応できるようなデータセンターを利用されているという点でもSPPDを利用している1つの理由です。
サーバーを発注してから短期間で準備して頂けることにも大変満足しています。仮想化ソフトのインストールにも対応して頂ければ、さらに短納期でテスト環境が構築できて便利ですね。
OSを選択する基準を教えてください。
アプリケーションの競合がないよう、サーバーについては「1システム、1サーバー」で利用しています。
OSを選択の基準は特になく、導入したいシステムが動作するか、担当のベンダーがどちらのOSが適していて、業務的なノウハウを持っているかによってOSを選定しています。
耐障害性を重視されていますね
セキュリティや耐障害性を重視しているので、RAID 1のディスク構成を利用しています。以前、社内でデータを保管していたHDDが壊れてしまったことがあり、この反省をどこに生かすかということを検討しました。毎日のデータを外部にバックアップしていけること、しかも万全のセキュリティであることから、レンタルサーバーを利用する価値があるんじゃないかと考えました。データのバックアップがあれば、時間はかかっても復旧はできますから。
我々が行っている業務は、データがたまっていくことに価値があるサービスです。障害があってデータがまとめて無くなってしまう様では困ります。しっかりとしたデータセンターを利用することでリスク回避になります。
Administrator権限を保持しながらも、保守はお任せできる利点は?
Windows Serverの場合は、Administrator権限を利用して、タスクスケジューラーを利用することができたり、細かいメンテナンスを行う際に自由に設定変更できるので運用面で役に立っています。
Administrator権限を頂いても、毎月のセキュリティパッチの対応はSPPDで行って頂ける「制限的Administrator機能」は大変ありがたいですね…自社で行うとなると公開されるセキュリティパッチの確認とパッチをあてる時間に人員を割かなくてはいけないので助かっています。
今後の展望について教えてください。
今後の展望としては、キーワードは「クラウド」です。クラウドへの移行は、できる部分、できない部分があると考えています。また、VPNを利用して社内のシステムとつないだり、物理サーバーを仮想サーバーに入れ替えてく作業も行っていきます。
具体的には、契約している専用サーバーにカタログのサイトを入れているので、社内の基幹システムとつないで注文まで連携できるシステムを作りたいと考えています。
SPPDより)フレッツ網を利用したVPNを利用して頂くことができ、実際に利用しているお客様もいらっしゃいます。VPNを活用することで、サーバーの利用用途も広がりますので、実際にご利用頂く場合はぜひご相談ください。
橋本総業株式会社 様
- 契約コース:法人向けサービス 専用サーバー ビジネス専用スタンダードコース 等
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