メールソフトの設定(POP) / MacOS Mail(El Capitan)
Apple社の標準メールアプリであるMailの設定方法をご案内いたします。
MacOS Mail(El Capitan)設定方法(POP)
- アカウント作成方法(送信:587番ポート /受信:110番ポート)
- SMTP25番ポートの設定方法
- POP over SSLの設定方法
- SMTP over SSLの設定方法
※CentOS 7系のビジネス・パーソナルシリーズのサーバーを利用している方と、CentOS6/5系の専用サーバー / マネージドVPSでIMAPオプションを利用している方でIMAPの使用をご希望の場合はIMAPの設定方法をご確認ください。
アカウント作成方法(送信:587番ポート/受信:110番ポート)
1.環境設定画面を開きます。
Mail を起動し、「メール」→「環境設定」メニューをクリックします。
- 図1.メニュー
2.追加するメールアカウントを選択します。
「追加するメールアカウントを選択...」画面が表示されたら、「その他のメールアカウントを追加」を選択し「続ける」をクリックします。
- 図2.追加するメールアカウントを選択
3.アカウント情報を設定します。
「メールアカウントを追加」の画面で、レンタルサーバー登録通知書を参考に下記のように入力します。
氏名 | 覚えやすい名前を入力してください |
メールアドレス | 登録通知書にある「メールアドレス」をご記入ください |
パスワード | 登録通知書にある「パスワード」をご記入ください |
- 図3.メールアカウントを追加
4.POP・SMTPサーバーを設定します。
「受信メールサーバの情報」の画面で、レンタルサーバー登録通知書を参考に下記のように入力し「サインイン」をクリックしてください。
メールアドレス | 登録通知書にある「メールアドレス」をご記入ください |
ユーザー名 | 登録通知書にある「ユーザー名」をご記入ください |
パスワード | 登録通知書にある「パスワード」をご記入ください |
アカウントの種類 | 「POP」を選択してください |
受信用メールサーバ | 登録通知書にある「受信用メールサーバー」をご記入ください |
送信用メールサーバ | 登録通知書にある「送信用メールサーバー」をご記入ください |
- 図4.受信メールサーバの情報
5.以下の画面が表示されたら、「続ける」をクリックしてください。
- 図5.パスワード暗号化なしの接続警告
6.SMTPサーバーの設定変更をします。
「アカウント」の画面が表示されましたら、「送信用メールサーバー」からご利用になるメールアカウントのSMTPサーバーを選択し「SMTPサーバーリストを編集...」をクリックしてください。
- 図6 .アカウント情報
7.SMTPサーバーの詳細の設定変更をします。
「詳細」タブをクリックして「アカウント設定を自動的に検出して管理」と、「SSLを使用」のチェックをはずし、ポートの所に「587」を入力します。次に「認証」の矢印をクリックして「パスワード」を選び、「セキュリティ保護されていない認証を許可」のチェックを入れます。最後に下のユーザー名とパスワードが入力されていることを確認し「OK」ボタンをクリックします。
- 図7 .アカウントの詳細変更
8.POPサーバーの設定変更をします。
「アカウント情報」の画面が表示されましたら、「詳細」タブをクリックして「アカウント設定を自動的に検出して管理」と、下段にあります「SSLを使用」のチェックをはずし、ポートの所に「110」を入力してください。「セキュリティ保護されていない認証を許可」にはチェックを入れます。
※ 「メッセージ受信後にメッセージのコピーをサーバーから削除」については、サーバーのディスク容量が有限のためチェックを入れ、「即時」選択してご利用ください。サーバーにメールのコピーを残す場合、「1日後」または「1週間後」を設定頂くようお願い致します。
設定変更しましたら、左上の閉じるボタンをクリックして下さい。
- 図8.詳細
9.編集完了。
下の画面が表示されたら「保存」をクリックし、編集は完了です。
- 図9.アカウント編集の保存
SMTP25番ポートの設定方法
サブミッションポートを使用せず、25番ポートを利用する場合の設定方法です。
※ ご利用のプロバイダーで「ポート25ブロッキング」が利用されていないことを確認し、設定を行ってください。
1.環境設定画面を開きます。
Mail を起動し、「メール」→「環境設定」メニューをクリックします。
- 図1.メニュー
2.アカウントの編集をします。
「アカウント」画面が表示されたら、ご使用のメールアカウントをクリックして「アカウント情報」をクリックしてください。
表示されたページの「送信用メールサーバー」からご利用になるメールアカウントのSMTPサーバーを選択し「SMTPサーバーリストを編集...」をクリックしてください。
- 図2.アカウント情報
3.詳細の設定変更。
「詳細」タブをクリックして、ポートに「25」を入力します。次に「認証」の矢印をクリックして「なし」を選び、「OK」ボタンをクリックします。
- 図3.アカウントの詳細変更
4.編集箇所の確認。
「アカウント情報」画面が表示されたら、「送信用メールサーバー」のに先程入力したユーザ名が表示されていることを確認して、左上の閉じるボタンをクリックして下さい。
- 図4.アカウント情報
5.編集は完了です。
下の画面が表示されたら「保存」をクリックし、編集は完了です。
- 図5.アカウント編集の保存
※ SPPDレンタルサーバーでは、[POP before SMTP機能]により、POP3によるメールの受信をしてから20分間だけメールの送信が可能ですが、[POP over SSL]での受信動作では送信可能になりません。そのため、メール送信の際には、通常のPOP3で一旦受信を行っていただくか、このページの中ほどに記載されているサブミッションポート(587番)を利用してメールを送信してください。
POP over SSLの設定方法(任意)
メール受信時の通信を暗号化する「POP over SSL」を利用する場合の設定方法をご案内します。
※ ここまでの設定で、通常のメール送受信は可能です。「POP over SSL」を利用される方のみ任意で設定してください。
1.「POP over SSL」を利用する場合の設定
「POP over SSL」を利用する場合の設定をします。「メール」→「環境設定」メニューをクリックします。
- 図1.メニュー
2.アカウントの編集をします。
「アカウント」画面が表示されたら、ご使用のメールアカウントをクリックして「詳細」をクリックしてください。
- 図2.アカウントメニュー
3.詳細の設定変更。
ウィンドウ下部のポートの所に「995」と入力します。次に、その右隣にある「SSLを使用」にチェックマークを入れて、下の認証はパスワードを選択してください。最後に「セキュリティ保護されていない認証を許可」のチェックははずし、左上の閉じるボタンをクリックして下さい。
※ 「メッセージ受信後にメッセージのコピーをサーバーから削除」については、サーバーのディスク容量が有限のためチェックを入れ、「即時」選択してご利用ください。サーバーにメールのコピーを残す場合、「1日後」または「1週間後」を設定頂くようお願い致します。
- 図3.アカウントの詳細変更
4.編集は完了です。
下の画面が表示されたら「保存」をクリックし、編集は完了です。
- 図4.アカウント編集の保存
5.証明書の警告の消去方法(共用サーバーご利用のお客様のみ)
POP over SSLを設定しますと、Mailを起動して1回目のメール受信時のみ証明書の警告が表示されます。以下の図の警告が表示されましたら、「続ける」ボタンをクリックしてください。
- 図5.証明書の警告
共用サーバーをご利用の場合のみ、警告を出さないように設定することができます。 専用サーバー・VPS・代理店制度では設定ができません。まず、お客様のドメインがどの共用サーバーに属しているかを検索する必要があります。 →所属サーバーの検索方法
共用サーバー名が判明しましたら、POP3サーバー名を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更します。
「アカウント情報」画面で、「受信用メールサーバー」を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更してください。
※ (画像内「www4.sppd.ne.jp」は、あくまでも例です。お客様によってサーバー名が異なりますのでご注意ください。)
- 図6.アカウントの編集
SMTP over SSLの設定方法(任意)
メール送信時の通信を暗号化する「SMTP over SSL」を利用する場合の設定方法をご案内します。
※ ここまでの設定で、通常のメール送受信は可能です。「SMTP over SSL」を利用される方のみ任意で設定してください。
1.「SMTP over SSL」を利用する場合の設定
「SMTP over SSL」を利用する場合の設定をします。「メール」→「環境設定」メニューをクリックします。
- 図1.メニュー
2.アカウントの編集をします。
「アカウント」画面が表示されたら、ご使用のメールアカウントをクリックして「アカウント情報」をクリックしてください。
表示されたページの「送信用メールサーバー」からご利用になるメールアカウントのSMTPサーバーを選択し「SMTPサーバーリストを編集...」をクリックしてください。
- 図2.アカウントメニュー
3.詳細の設定変更。
「詳細」タブをクリックして、ポートの所に「465」を入力します。次に、その右隣にある「SSLを使用」にチェックマークを入れて、下の認証はパスワードを選択してください。最後に「セキュリティ保護されていない認証を許可」のチェックははずし、レンタルサーバー登録通知書に記載されているユーザIDとパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。
- 図3.アカウントの詳細変更
4.編集箇所の確認。
「アカウント情報」画面が表示されたら、「送信用メールサーバー」のに先程入力したユーザ名が表示されていることを確認して、左上の閉じるボタンをクリックして下さい。
- 図4.完了
5.編集は完了です。
下の画面が表示されたら「保存」をクリックし、編集は完了です。
- 図5.アカウント編集の保存
6.証明書の警告の消去方法(共用サーバーご利用のお客様のみ)
SMTP over SSLを設定しますと、Mailを起動して1回目のメール送信時のみ証明書の警告が表示されます。以下の図の警告が表示されましたら、「続ける」ボタンをクリックしてください。
- 図6.証明書の警告
共用サーバーをご利用の場合のみ、警告を出さないように設定することができます。 専用サーバー・VPS・代理店制度では設定ができません。まず、お客様のドメインがどの共用サーバーに属しているかを検索する必要があります。 →所属サーバーの検索方法
共用サーバー名が判明しましたら、SMTPサーバー名を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更します。
「アカウント情報」画面より、「サーバー名」を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更したら「OK」ボタンをクリックして、設定を変更してください。
※ (画像内「www4.sppd.ne.jp」は、あくまでも例です。お客様によってサーバー名が異なりますのでご注意ください。)
- 図7.アカウントの編集
※ SPPDレンタルサーバーでは、[POP before SMTP機能]により、POP3によるメールの受信をしてから20分間だけメールの送信が可能ですが、[POP over SSL]での受信動作では送信可能になりません。そのため、メール送信の際には、通常のPOP3で一旦受信を行っていただくか、このページの中ほどに記載されているサブミッションポート(587番)を利用してメールを送信してください。