メールサーバー:POP

Win

メール受信方法、POP/POP over SSLについてご案内します。

POPとは?

従来より利用されている一般的なメール受信方法で、サーバーに届いたメールをメールソフトに取り込んで保存します。そのため、メールを取り込んだクライアント以外からメールを読むことはできません。サーバーに届いたメールを一定期間残しておくことで、複数の環境にメールを取り込むこともできます。

オフラインでも受信済みのメールを読んだり、整理することができるため、接続時間の短縮ができます。特定のパソコンなどの端末から利用する場合に向いています。

メールボックスについて
メールボックスの容量について

POPでは届いたメールはサーバー内のメールボックスに蓄積していきます。届いたメールをメールソフトに取り込んだあとに自動的にサーバーのメールボックスを削除、つまり、サーバーにメールを残さないようにするかどうかは、メールソフトで設定することができます。

1アカウント当たりのメールボックス容量制限(Windows共用/専用)
コースの種類容量
Windows共用サーバー384MB
Windows専用サーバー384MB
メール受信時のタイムアウトについて

メールボックスの受信時にサーバーとの通信が2分間途切れた場合タイムアウトとなり、サーバーへの接続は中断します。

メールセキュリティについて
APOPについて

Windows共用/専用サーバーでは、APOPはご利用頂けません。

POP Before SMTPについて

POP befor SMTP 機能が有効になっています。通常のSMTPポート(25番)でメールを送信する場合は、あらかじめ POP(110番ポート)で「受信」を行う必要があります。「受信」を行ってから20分間、25番ポートでのメールの送信が可能となります。あらかじめ受信を行っていない場合は、以下のようなエラーが表示されてメールの送信ができません。

サブミッションポートポート(587番)や、SMTP over SSL(465番)を使ってメールを送信する場合は、POP before SMTPの影響は受けません。

エラー例) 550 Relaying denied.(F-Secure/virusgw_smtp/virusgw1.sppd.jp)

POP over SSLについて

POP over SSLを利用することが可能です。POP over SSLを利用する場合は、TCPポート番号995番をご利用ください。

前述のPOP befor SMTP 機能により、メールを送信する場合は、あらかじめ「受信」を行う必要がありますが、[POP over SSL]での受信動作では送信可能になりません。そのため、メール送信の際には、サブミッションポート(587番)を利用するか、SMTP over SSL(465番)を利用して、メールを送信してください。

POP over SSL を利用するには、対応したメールクライアントが必要です。主なメールクライアントの各メールソフトのセキュリティ対応状況の表をご確認ください。

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