メールソフトの設定(POP) / iOS 7・iOS 8
Apple社の iOS 7・iOS 8の設定方法(受信:POP)をご案内いたします。
iOS 7・iOS 8メール設定方法(POP)
- アカウント作成方法(送信:587番ポート /受信:POP)
- SMTP25番ポートの設定方法
- POP over SSLの設定方法
- SMTP over SSLの設定方法
- APOPの設定方法
※CentOS 7系のビジネス・パーソナルシリーズのサーバーを利用している方と、CentOS6/5系の専用サーバー / マネージドVPSでIMAPオプションを利用している方でIMAPの使用をご希望の場合はIMAPの設定方法をご確認ください。
※このページの画像は全てiOS 8のものです。
iOS 7・iOS 8アカウント作成方法(送信:587番/受信:POP)
1.「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」メニューをタップします。
- 図1.メニュー
2.「アカウントを追加」をタップします。
- 図2.アカウントを追加
3.メールソフトの情報が表示されたら、「その他」をタップします。
- 図3.メールソフト情報
4.「メールアカウントを追加」をタップします。
新規アカウントに、レンタルサーバー登録通知書を参考に下記のように入力します。
名前 | 覚えやすい名前を入力してください |
メール | 登録通知書にある「メールアドレス」をご記入ください |
パスワード | 登録通知書にある「パスワード」をご記入ください |
説明 | ご自由に入力してください |
- 図4.新規アカウント
5. 必要事項を入力し、「保存」をタップします。
「POP」をタップし、受信メールサーバー・送信メールサーバーに「レンタルサーバー登録通知書」を参考に下記のように入力し、「保存」をタップします。
※ 「保存」をタップすると検証が始まり、終了するまでしばらく時間がかかります。
ホスト名 | 登録通知書にある「POP3サーバー」をご記入ください |
ユーザー名 | 登録通知書にある「ユーザーID」をご記入ください |
パスワード | 登録通知書にある「パスワード」をご記入ください |
ホスト名 | 登録通知書にある「SMTPサーバー」をご記入ください |
ユーザー名 | 登録通知書にある「ユーザーID」をご記入ください |
パスワード | 登録通知書にある「パスワード」をご記入ください |
- 図5.受信・送信メールサーバー
6.「サーバーの識別情報を検証できません」という画面が表示されましたら、「続ける」をタップします。
※ 画面は複数回表示される場合があります。その都度「続ける」をタップしてください。
- 図6.サーバーの識別情報を検証できません
7. SMTPサーバー(587番ポート)を設定
識別情報の検証が終了するとアカウント画面に戻ります。作成したアカウント→「SMTP」→「作成したSMTPサーバー」をタップしてください。
送信設定の変更を行います。
ホスト名 | 登録通知書にある「SMTPサーバー」をご記入ください |
ユーザー名 | 登録通知書にある「ユーザーID」をご記入ください |
パスワード | 登録通知書にある「パスワード」をご記入ください |
SSLを使用 | オフ |
認証 | パスワード |
サーバーポート | 587 |
- 図7.SMTPサーバーを設定
8. 作成したアカウント→「詳細」をタップし受信設定の変更を行います。
※ POP over SSLを利用する場合は、この受信設定の変更は必要ございません。。
下記の通り変更します。
SSLを使用 | オフ |
認証 | パスワード |
サーバーポート | 110 |
※ 「サーバーから削除」については、サーバーのディスク容量が有限のため「7日」を選択してご利用ください。「7日」以外を設定頂く場合は、メール受信後、定期的にユーザーページのメールボックスクリア機能にてメールを削除くださいますようお願い致します。
- 図8.詳細 受信設定
9. 編集が完了です。
アカウントページに戻り、「完了」をタップしてください。
- 図9.アカウント設定完了
SMTP25番ポートの設定方法
サブミッションポートを使用せず、25番ポートを利用する場合の設定方法です。
※ ご利用のプロバイダーで「ポート25ブロッキング」が利用されていないことを確認し、設定を行ってください。
1.「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」メニューをタップします。
- 図10.メール/連絡先/カレンダー
2. 「該当アカウント」→「送信サーバー」をタップし設定の変更を行います。
サーバーポートを25に変更してください。
※ ユーザー名とパスワードには何も入れないでください。
- 図11.SMTP25番ポート 受信設定
3. 編集が完了です。
アカウントページに戻り、「完了」をタップしてください。
- 図12.アカウント設定完了
※ SPPDレンタルサーバーでは、[POP before SMTP機能]により、POP3によるメールの受信をしてから20分間だけメールの送信が可能ですが、[POP over SSL]での受信動作では送信可能になりません。そのため、メール送信の際には、通常のPOP3で一旦受信を行っていただくか、このページの中ほどに記載されているサブミッションポート(587番)を利用してメールを送信してください。
POP over SSLの設定方法(任意)
メール受信時の通信を暗号化する「POP over SSL」を利用する場合の設定方法をご案内します。
※ ここまでの設定で、通常のメール送受信は可能です。「POP over SSL」を利用される方のみ任意で設定してください。
1.「POP over SSL」を利用する場合の設定
「POP over SSL」を利用する場合の設定をします。「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」メニューをタップします。
- 図13. メール/連絡先/カレンダー
2. 該当アカウント->「詳細」をタップし受信設定の変更を行います。
下記の通り変更します。
SSLを使用 | オン |
認証 | パスワード |
サーバーポート | 995 |
※ 「サーバーから削除」については、サーバーのディスク容量が有限のため「7日」を選択してご利用ください。パソコンなどで他のメールソフトでも同じアカウントを利用する場合は「削除しない」または「受信ボックスからの削除時」を選択して、定期的にメールボックスの容量削減を行ってください。
- 図14.詳細 受信設定
3. 編集が完了です。
アカウントページに戻り、「完了」をタップしてください。
- 図15.アカウント設定完了
SMTP over SSLの設定方法(任意)
メール送信時の通信を暗号化する「SMTP over SSL」を利用する場合の設定方法をご案内します。
※ ここまでの設定で、通常のメール送受信は可能です。「SMTP over SSL」を利用される方のみ任意で設定してください。
1.「SMTP over SSL」を利用する場合の設定
「SMTP over SSL」を利用する場合の設定をします。「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」メニューをタップします。
- 図16. メール/連絡先/カレンダー
2. 該当アカウント→「送信サーバー」をタップし設定の変更を行います。
下記の通り変更します。
ホスト名 | 登録通知書にある「SMTPサーバー」をご記入ください |
ユーザー名 | 登録通知書にある「ユーザーID」をご記入ください |
パスワード | 登録通知書にある「パスワード」をご記入ください |
SSLを使用 | オン |
認証 | パスワード |
サーバーポート | 465 |
- 図17.送信メールサーバー
3. 編集が完了です。
アカウントページに戻り、「完了」をタップしてください。
- 図18.アカウント設定完了
APOPの設定方法
メール受信時に送信するパスワードを暗号化するAPOPを利用する場合の設定方法です。アカウント作成後に認証方法をAPOPにしたい場合は以下をご参照ください。
※APOPを利用する場合ユーザーページで設定を行ってください。設定方法は「パスワードの変更ページ」をご参照ください。
1.「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」メニューをタップします。
- 図19.メール/連絡先/カレンダー
2.「該当アカウント」→「詳細」をタップし設定の変更を行います。
iOS7のメールソフトのAPOPは自動検出ですので、既存のメールアカウントにAPOPを設定するために、1度以下の設定を行います。
SSLを使用 | オン |
認証 | パスワード |
サーバーポート | 995 |
- 図20.詳細 受信設定
3.APOPの設定
アカウントページに戻り、「完了」をタップし、APOPの設定を反映させます。
- 図21.APOPの設定を反映
4.「該当アカウント」→「詳細」をタップし、前の設定に戻します。
SSLを使用 | オフ |
認証 | パスワード |
サーバーポート | 110 |
※ 「サーバーから削除」については、サーバーのディスク容量が有限のため「7日」を選択してご利用ください。パソコンなどで他のメールソフトでも同じアカウントを利用する場合は「削除しない」または「受信ボックスからの削除時」を選択して、定期的にメールボックスの容量削減を行ってください。
- 図22.詳細 受信設定
5. 編集が完了です。
アカウントページに戻り、「完了」をタップしてください。
- 図23.アカウント設定完了