メール統計
メールアカウントごとに、POP3によるメールの受信頻度と振り分け管理ツールの稼働状況を確認することが可能です。
※ メール統計機能は、代理店制度ビジネスシリーズのサーバーをご利用いただいており、ユーザーページへ「代理店マスターパスワード」を使用してログインした場合のみ利用可能です。
メール統計機能の使用方法
ユーザーページの「メールの設定」メニューを選択します。
- ユーザーページ
メールアカウントの一覧画面が表示されたら、統計を確認したいアカウント右側の「統計」をクリックします。
メール統計機能では、主に以下の内容を確認することが可能です。
POP3によるメールの受信頻度
サーバー内の最終のメールログ(最大7日分)に残っているデータの内、以下の情報を表示します。
- アクセス当日にPOP3での受信が何回行われたか、および、平均何分に1回行われたか。
- 直近の1時間以内に、POP3での受信が何回行われたか、および、平均何分に1回行われたか。
- POP3での最終受信時刻。
- メールの統計(受信頻度)
振り分け管理ツールの稼働状況
最終ログ(最大7日分)を解析し、実際に届いたメールがどのように処理されたかなど、以下の情報を具体的に確認が可能です。
- 【日付】振り分け管理ツールがメールを処理した日時
- 【From】差出人アドレス
- 【ルール適用】どのルールが適用されたか
- 【注記】特記事項があれば表示されます
- 【詳細】以下の情報が表示されます
- メールボックスへの保存の有無 [メールの保存=yes/no]
- 転送/自動返信の実施の有無。[転送=yes/no、yesの場合転送先アドレス][自動返信=yes/no]
- 共通ルールによるものか、アカウントごとのルールによるものか [共通ルール=yes/no]
- 【メールサイズ】届いたメールのサイズ(Byte)
なお、各アカウントの初期状態では、振り分け管理ツールは使われていません。その場合は「振り分け管理ツールは使われていません。」と表示されます。ユーザーページの「振り分け管理ツール」の画面を一度でも表示すると、そのアカウントは「振り分け管理ツール」を使ったことになります。
以下に具体的な振り分け管理ツールの稼働例を記載します。
正常にメールがサーバーに保存されている場合
「詳細」欄内で「[メールの保存] yes」となっていることで、正常にメールがサーバーに保存されていることがわかります。
- メールの統計(振り分け管理ツールその1)
受信したメールが他のメールアドレスに転送されている場合
「詳細」欄内で「[転送] yes("forward@test.sppd.ne.jp")」となっていることで、振り分け管理ツールの設定により、サーバーに届いたメールが「forward@test.sppd.ne.jp」へ転送されていることがわかります。
- メールの統計(振り分け管理ツールその2)
振り分け管理ツールの件名一致ルールによりメールが削除されている場合
まず、「詳細」欄内で「[メールの保存] no」となっていることで、このメールはサーバーに保存されていないことがわかります。その理由として、「ルール適用」欄に「件名=<test>」となっていることから、振り分け管理ツールの設定にて、メールの件名に「test」が含まれている場合に、サーバーへメールを保存しない設定をしていることが原因だとわかります。
- メールの統計(振り分け管理ツールその3)
振り分け管理ツールのスパムフィルターによりメールが削除されている場合
まず、「詳細」欄内で「[メールの保存] no」となっていることで、このメールはサーバーに保存されていないことがわかります。その理由として、「ルール適用」欄に「X-Spam-Status=<Yes>」となっていることから、振り分け管理ツールの設定にて、メールのX-Spam-Statusヘッダーに「Yes」が含まれている場合に、サーバーへメールを保存しない設定をしていることが原因だとわかります。
- メールの統計(振り分け管理ツールその4)