メールサーバー:IMAP
CentOS 7系
CentOS 6/5系
メール受信方法、IMAP についてご案内します。
IMAPとは?
受信メールは常にサーバーに保存され、メールボックスの一覧だけをクライアントに表示します。必要に応じてクライアントからメールサーバーにアクセスし、メールを確認します。
メールがサーバーに保存されているため、複数の端末から同じメールを確認することができます。サーバーに保存されたメールの総容量が蓄積されると、サーバーに大きな負荷がかかり、メールの表示に時間がかかるため、定期的にメールの削除が必要になります。そのため、過去のメールをいつでも閲覧できるように保存しておかなければならないような用途には向いていません。
IMAPは、AlmaLinux 9系かCentOS 7系のサーバーをご利用の場合、もしくは、CentOS 6/5系のビジネスシリーズ専用サーバーまたはマネージドVPSで、IMAPの有償オプションを契約している場合に利用可能です。
サーバーのメール保存領域について
メールはすべてサーバー内に蓄積されるので、容量が増えすぎないように定期的にメールの削除をお願いします。
ユーザーページの機能について
CentOS 6/5系のビジネスシリーズ専用サーバーまたはマネージドVPSで、IMAPの有償オプションを契約している場合は、ユーザーページの「メール容量確認とクリア」にあるメールボックスクリア機能は利用できません。
IMAP受信時のセキュリティについて
IMAP over SSLについて
IMAP over SSL ( TCPポート番号993番 )を利用することが可能です。IMAP over SSLを利用する場合は、対応したメールクライアントが必要です。主なメールクライアントの対応は以下の通りです。
メールソフト名 | IMAP | IMAP over SSL |
---|---|---|
Outlook 2016 | ○ | ○ |
Outlook 2019 | ○ | ○ |
Outlook 2021 | ○ | ○ |
Windows10 標準メールソフト | ○ | × |
Thunderbird 115 | ○ | ○ |
Becky! Internet Mail 2 | ○ | ○ |
AL Mail32 | × | × |
MacOS Mail(Sonoma) | ○ | ○ |
iOS 15以降 | ○ | ○ |
iPadOS 13以降 | ○ | ○ |
Android Gmail | ○ | ○ |